伝わりやすい要望のまとめ方【写真編】
前回に引き続き「伝わりやすい要望のまとめ方【写真編】」についての記事です。この作業も大変ですが、いろんな写真を見ているうちにアイデアが浮んできたり、参考になる写真があったりするのでとても勉強になります。頑張って資料を集めましょう。
雑誌・ネットで気になる写真を多く集める
とにかく、写真の資料は多い方が良いです。そのほうが設計者さんに伝わるからです。
雑誌・ネットで気になる写真があれば、雑誌はそのままふせんをつけておき、ネットの場合はプリントアウトしてふせんをつけておきます。その際に、この写真のどこが気に入っているか書いていきましょう。
例えば、「床の貼り方」「壁の色」「収納」「ドアノブ」などなど…。こうしておくと、設計者さんがその写真のどこを参考にするのかが分かりやすくなります。私の場合もそのようにしていきました(参考写真1)。
部屋ごとに分ける
写真の資料が集まれば、それを部屋ごとに分けておきましょう。「全体のイメージ」「キッチン」「リビング」などなど…。これは前回の要望のまとめ方でもした事と同じです。私の場合はパソコンに取り込みましたので、ファイル名の付け方でまとめておきました(参考写真2)。
矛盾した内容でも気にしない
これは、前回の記事にも言えますが、たくさんの写真の資料を集めていくと、好きなんだけどテイストが部屋に合わないなど出てくると思います。
しかし、あまり悩まず好きだと思った写真を集めておきましょう。そして、その写真のどこが好きなのかをよく考えてみると、自分の意外な一面の発見があるかもしれません。ただし、本当に好きなだけの写真もありますので悩むところです…。
今回は伝わりやすい要望のまとめ方【写真編】といたしまして書かせて頂きました。
それでは今回はこの辺で。
最後まで読んで頂きありがとうございました。