キッチンの設計で失敗しないために考えておくべき点【その1】
今回はキッチンの設計で失敗しないために考えておくべき点ついて書いていきたいと思います。relife+でも取材されましたが、私の場合キッチンに関してはかなり細かくこだわりました。キッチンは作業効率と見た目を両立させるためによく考える必要があります。少しでも心地いいキッチンのヒントになればと思います。
キッチンで使う家電や物を書き出しておく
設計する前にキッチンで使う家電や物を書き出しておきます。
私の場合、
・冷蔵庫
・トースター
・電子レンジ
・ステレオ(料理をしながら音楽を聴きたかったので)
・食器
・調理器具
・ゴミ箱(ゴミ箱は絶対隠した方がいいので前もって置く場所を決めます)
・ラップなどの小物(これらの小物も隠せる場所を決めておきます)
などなど…
※あと普通は炊飯器やコーヒーメーカーまたはノンフライヤーなどがある方も多いと思います。私の場合、炊飯器は置く予定でしたがあまりかっこいいデザインの家電がなかったので鍋で炊くようにしています。コーヒーメーカーとノンフライヤーは必要なかったので、考えていません。
使う物を書き出したら、それぞれの置き場所を決めていきます。
調理器具やラップなどの小物はすぐにとりだせる位置に置く
一番使用頻度の高い調理器具やラップなどはスムーズに取り出せる位置に置きましょう。これらは引き出しに入れるよりも、オープンな棚などにおくと便利です。また、鍋などはよく使う物をシンクの下やコンロの下に入れておくと使いやすいです。
トースターや電子レンジは熱や蒸気をだすので木の近くは避ける
トースターは丈夫に熱を持ちやすいので、上にある程度の空間があったほうが良いです。また、最近の電子レンジはスチーム式が多いので使用中に蒸気が外に出てきます。そのため、私の場合棚に入れていますが周りをステンレスで囲い蒸気に強くなるようにしています。
冷蔵庫はキッチンの入り口付近に置く
冷蔵庫は料理をする人だけでなく、飲み物をとったり調味料をとったり他の人も使います。そのためキッチンの奥においてしまうと、料理をしている人と動線がかぶってしまうため邪魔になります。そうならないようにキッチンの入り口付近に置く方がいいです。
ゴミ箱は入れやすく人様の目につかない所に置く
結構忘れがちなゴミ箱ですが、必ず始めから置く場所をきめておきましょう。その際には置くゴミ箱の大きさも決めてしまった方がいいです。そのサイズに合わせておく場所を設計できます。置く場所はシンクの近くが一番ゴミが出やすいので、シンクの前にたった状態で手が届けば最高です。また、ゴミ箱を置いた時に上部にある程度(20cmくらい)スペースがないと入れづらいので注意が必要です。
食器類は盛りつけする時を考えて置く
食器類はどこで盛りつけをするかで置く場所が変わります。盛りつけするのは主に火を使う場所の近くが多いと思うので、IHコンロなどの近くがいいです。さらに出来る事なら、誰でも取り出せるような所の方が手伝ってもらう際にも便利です。
長くなったので、次回へ続きます。
今回はキッチンの設計で失敗しないために考えておくべき10つの点【その1】といたしまして書かせて頂きました。
それでは今回はこの辺で。
最後まで読んで頂きありがとうございました。